私の/脳みそ/と/腹ん中

親日モラトリアムのストリップ的抒情歌。

阿呆な大人

たまに、

 

SNS上に記録されてる

過去の自分の投稿を見返すと、

 

そこにはいつも、今よりもちょっと阿呆で

物知らずで自信家な私が在る。

 

 

「こいつ何やってんだ」

 

ってなツッコミを入れたくなる類いの。

 

でも、

ふと見た過去の私はいつだって

幸せの片鱗を探すのが得意なようで、

遠くの時間を見ているから大きな心をくれる。

 

 

自分が思っているよりもいろんな

アクションがあったり

センセーショナルな出来事があったり、

 

私は何かとせっかちな人生を

送っているらしい。

 

 

私の思考や関心を左右する指標の大部分に

 

「現実的」というのがある。

 

現実に、自分を置きたい。

 

現実的に認識されたいし、

現実的に慕われたい。

感動とか心とか、震える感情とかの

無形物を現実に残したい。

 

だからきっと、

 

スポットライトの当たるところへ足を

踏み入れたり、

 

過去に存在した人が残してった着物や

日本の文化に心惹かれるんだろうなあ。

 

 

ネバーランドは嫌いだ。

 

 

 

刹那をフォーカスするよりも、

 

時の波乗り上手でありたい。

 

 

 

 

 

みどり

 

 

今日閉店するお店に、昨夜飲み納めに行った。

 

 

 

普段から異様な雰囲気を

放つ空間ではあったが、

 

昨日は格段に違っていた。

 

 

誰も何も話すでも無く、

 

ただ、

マスターも客も皆、

 

終わろうとしてるあの空間の歴史の音に、

耳を澄ましている。

 

 

みんな、ただ聞いていた。

 

 

言葉を発するなんていう表現方法が

あんなに無力で浅はかであると、

 

かつて感じたことはあっただろうか。

 

 

 

呆気なく、刻々と近づくその時に

覚悟を決めたかのように笑う人。

 

 

 

数え切れないほどの人間の感情が

色濃く残り染み着き、

 

それがいまだ激しく行き交う店内が

とても騒がしく、うるさかった。

 

 

 

マスターの生きてきた道を、

足跡を辿りながら追う私がいた。

 

その時々での感情が順番に私に降りかかり、

私は受け止め切れず泣きながら、

 

ただ横に座ってくれているマスターと飲んだ。

 

 

 

1人の人間を視る時に

 

涙が溢れ止まらなくなる時の決まりを

思い出し、

 

どうにも出来ない寂しさと不甲斐なさに、

 

20歳の私は下を向いて泣くしかなかった。

 

 

 

最近、久しぶりに自分のこの力を

大事にするようにしている。

 

少々体力は使うが、

今の私なら許容出来る気がするのだ。

 

 

置かれた現状に戦いを挑む為の訓練をする時が

やって来たのかもしれない。

 

 

 

 

ロマンチック/製造/機

 

 

誰かとコンビニに行き、チョコ菓子を選ぶとき、

 

 

関係のほろ苦さに浸りたくて、

ブラックを選んだりするようなレベルの

 

 

 

ロマンチック愛好家。

 

 

そこになんのメッセージ性も無ければ

どうこうなろう、なんて思いとは

 

なんのリンクもしてはいないんだけど。

 

 

ただ、

もし私が本や映画を観たとき、

 

 

登場人物がこんな行動をしてたら感情移入しちゃうなあ

 

 

とか、

 

 

もしこんな感情が描写されていたら、この作品好きになるなあ

 

 

 

なんていう勝手な妄想演出が具現化されているだけの話であって。

 

 

 

だから、それを選んだりその行動をした動機は、

決して明かさない。

 

 

何故って、

 

 

これがもし映画のワンシーンだったらあって欲しい流れなの!

 

 

なんて言える訳も無いし。(笑)

 

 

 

それに、あくまで自己満足なので

相手には何も求めていないから。

 

 

 

私は映画のヒロインになりたい訳でも無く、

 

自分と重なる部分なんてものは全く考慮にない。

 

 

 

だけど、

私の中のシナリオをふっかけた時に、

 

 

現実社会の日常では、

どんなレスポンスが返ってくるのか

 

 

気になるのだ。

 

 

ただの実験。

 

 

 

それ以外にはなんの意味も、

 

無い。

 

 

 

なんにも、無い。

 

 

 

 

 

 

短所/の中の/長所

 

 

 

私は、自分のことを

 

無責任の裏切り者だと思っている。

 

 

今まで私に向かって呆れた顔をした大人達の気持ちは

とってもよく分かる。

同情さえしたくなるほどだったりする。

 

 

だって、いつだって入学したり所属した直後は

優等生で頼られるキャラ築きあげるくせに、

 

ある時点からそれを放っぽり出してどっかに行くんだから。

 

 

 

でも、

 

からしたら

 

そんなの当たり前だ。

 

何故なら、

達成したことを何度も繰り返しても何も化学反応は起こらないし、

 

そんな分かりきったところに留まっていたりしたら

本物の馬鹿になってしまう。

 

 

 

でも、こんな感じで20年間生きていると、

真面目に何でもこなして無難に成功している人よりも、

 

得をすることがある。

 

 

それは、人が必要以上に助けてくれること。

 

 

例えば、

 

自分がすっごく得意だと思っていることと、

やろうと思えば出来るがそこまで腰が上がらないことがあるとする。

 

この場合、

 

 

すっごく得意なこと以外は、無知だと言った方が良い。

馬鹿にされた方が良い。

 

ただ、興味があってやってみたい、

 

という熱意は全力で伝える。

 

 

そうしていれば、その分野がすっごく得意な人がお節介にやって来てくれる。

 

そして、疑うことなく1から教えてくれる。

私が全く出来ないと思っているから、余計なことまで教えてくれる。

 

 

結果、ちょっと出来ると言った人より、得たものは多い。

 

いえ〜い。(笑)

 

ってなる。

 

 

しかも、そうすることで、

 

自分が本当に得意で好きなことを研ぎ澄ます時間が、

 

相対的に増える。

 

自分も得意分野と向き合えるし、

お節介な人も私に教えてくれることでその人の得意分野と向き合える。

 

とっても楽しいことが起きそうだ、、、!

 

 

 

ワクワクして涙が止まらない経験を

 

貴方はしたことがありますか。

 

 

その心を、私はとても大切にしていたい。

 

 

 

 

死ぬまで

 

"偽物の馬鹿"

 

で在りたいのです。

 

 

 

無/意味/夢/想

待ち合わせをしている日。

 

 

 

「この後、もし私が集合場所に行かずに

このままカフェで勉強を続けて予定をすっぽかしたら、

あの人は怒るかなあ。」

 

「このままうたた寝を続けて予定時間を寝過ごしたら、

どんな反応をされるんだろう。」

 

 

とかいう、

 

もし行かなかったらどうなるんだろう

 

っていう妄想を必ずしている。

 

 

小学生になって、

時間を守れなかったら怒られる環境に置かれ始めてから、

必ず考えている。

 

 

かといって私はほとんど予定をすっぽかしたなんて経験はないし、

そんなことしようとも思っていない。

 

 

でも、絶対に行きたい予定の時ほど、

こんなことを考えてしまう。

 

 

自分は、もし行かなかった場合、

 

どのくらい落ち込んだりするんだろう。

どのくらい申し訳なかったと悔やむんだろう。

 

 

こうやって、

 

意味の無いことばかり考えて、

自分で自分の心拍数を乱したりして。

 

 

私の癖。

 

 

 

 

 

 

手帳

私の大学2年間を想う。

 

 


そう、今夜の議題は「私の2年という時間の証明」だ。


それも、ただの講義ではない。


大学生になった私が、1番初めに強く想った人が居る空間で講義は開かれるのだ。


まあ、なんという変態。

 

変人。

ロマンチスト?

 

いやそんな可愛らしいものでは到底無い。ただの戒めと言う名の自己満足。


それに、私の若さをからかった彼に、大人になったと驚きうろたえてほしいと、

少しだけ思っている。ほんの少しだけ。


私の事情を知っていて、私が哀れだと憂いたそこの貴方。ここ笑うところだからね。

 

 


決して私は、この人にもこの空間にも未練があるわけでは無い。

 

ただ、私のスタート地点、ただそれだけだ。本当にそれだけ。

所謂、原点回帰とかいうやつ。


私はこの人のそばから始まり、何を考えて考えて考えて、今日の私まで至ったの?

そんな事を考えている。


悟られたら嫌だから、手帳でも出しておこう。これ基本だね。

 

 


これをあえて載せる事の意味はあまり分からないが、

 

ただ、きっと私は、

 

私の記憶力の乏しさに一切の期待もしていないんだろう。


だって私、2年前、何をしてどこに行ったとかの記憶なんてさらさら無いんだから。

 


ただ、感情と思考だけがはっきりと記憶されている。

 

 

厄介極まり無いもんだ。

 

 


iPhoneの充電が切れたら、帰ろう。